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5年目のありがとうⅢ
企画絵の連続アップはここまでです。
あの夫婦の漫画は3連休に、荷造り終わって、余裕があったら・・・描く。

ところで今日、お昼休憩交代のシフトからあぶれてお昼食べ損ねました。
1時半から始まるはずだった仕事が、お客さん来るのはやくって12時半に始まったのが原因です。
そんな日に限って家路の途中で香ばしいビーフシチューの香りが漂ってきたりする。
それだけでもめっさひもじい気持ちなんだから被災地はもっとひもじいですよね当然。
そういうわけで寄付行こうと思います寄付。
偽善と言われるのを怖がって何もしないで、気持ちだけ応援してるよエア寄付だよ。・・・よりはぜんぜんいいと思って。
たとえ小額でも誰かのおなかの足しになればいいと率直に思う。

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「アヤさん!」
 顔を見るなり、ジェイムズさんは私に抱きついた。
 その勢いときたら、一緒に部屋に入ってきたジャックがぎょっとして立ち止まってしまうくらいすごかった。
「ジェイムズさん気をつけて。この子は産まれたてなのよ」
 ジェイムズさんの腕の力が、だんだん強くなっていく。私は、私の腕の中で眠る赤ちゃんがつぶれてしまわないように、気をつけて抱いた。
「だって、だって…。アヤさん…。なかなか産まれてこなくて…。僕…僕…。赤ちゃんも、アヤさんも、死んじゃうかと思って……」
 ジェイムズさんの顔は涙と鼻水でびしょびしょになっていた。ジャックが産まれたときにも涙を流した人だけど、今回はびっくりするぐらい泣いている…。
 確かにこの子は難産だった。ジャックはすんなり産まれてきたのに…、女の子だし、きっと恥ずかしがり屋さんだったのね。

「心配させちゃったのね。悲しい思いをさせてごめんなさい」
 そう言うと、ジェイムズさんは全速力で首を振った。
「そうじゃないんです。…アヤさんが無事で。…この子が産まれてきて。……うれしくて…!」
 あとは言葉にならなかった。ジェイムズさんはそのまま、人目をはばからずに大泣きし始めてしまった。
「あらあら。うれし泣きでもこんなに泣いちゃうなんて…。うっかり私が死んじゃったら、きっと、もっとたいへんね」
「そんなこといわないでくださいいぃ」
 冗談で言ったのに、ジェイムズさんはもっと声を張り上げて泣き出した。

 男の人なのに、泣き虫で、しかたのない人だけど。こんなに感情が素直な人はきっといない。
 私にはこの人でよかったと、このとき、本当に思った。


・・・誰がなんと言おうとシュタイナー一家は5人家族。

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自己満足オリジナル漫画公開中。
RPGツクールにも侵食中。
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